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【競馬あるある】基本的に前レースの上がり最速馬を買って当たることはありません、という事実

始めて競馬を始めた人が予想の基準とするものはなんだろう?と考えてきたときに一番最初に上がってくるのが成績。
当然1着が多い馬は強い馬だと思うし(事実そうだし)、2着や3着が多い馬もそれなりに強い馬だと思うだろうし(これはちょっと微妙かもしれない)、逆にいうとそうではない馬はあまり強くない馬ということになるだろう。
競走馬の成績の次に大体予想の軸になるのが騎手が誰かということ。
昔だったら武豊が絶対の信頼を得ていたし(競馬の予想は武豊を馬券に入れるか入れないかの検討から始まる、とまで言われていた)、いまなら内田・岩田の地方競馬出身組か定期的にやってくる海外出稼ぎ組(デムーロ・ルメール・スミヨンなど)が乗っているだけでちょっと馬券に絡ませてみようかという気になる。

で、ここで問題にしたいのはこの次にくる3番目のファクター。
いわゆる競走馬の上がり3ハロンタイム。
3ハロンはほぼ600mなので人間だと世界記録並みに走れる人でも1分10秒台でどうにかというとこ。
競走馬は条件にもよるけど32秒の後半から36秒ぐらいで大体走る。
だいたいのレースというのはこの最後の3ハロンまでにいい位置(競争集団前方などが普通なんだけど、たまに最後尾がベストポジションという変わった馬もいる)を取っていて、そしてそこからより早く走った方が勝つ。

ということでこの上がり3ハロンを注目。
このタイムが早ければ強い馬なんじゃないか?ということ。
古今東西昔からやはり最終的にレースを勝つ人(馬)はスピードの絶対値がないといけないという常識。
そこから導き出されるのは、だったら上がり3ハロンの持ちタイムがそのレースで一番いい馬が強いんじゃないかということ。

でもこの理論、ちょっと穴がある。
問題はさっき書いたように残り3ハロンまでに集団のどの位置にいるかということ。
当然先頭に近い位置にいれば居るほどレースは有利になるけど、その位置についていること自体が馬に負担をかけてしまい、最後の脚、上がり3ハロンのタイムが伸び悩んでしまうことがある。逆に一番後ろで楽して走っていれば上がり3ハロンのタイムはいいかもしれないが、それより遅い上りで走った先頭には到底追いつけないでレースが終わってしまうこともある。

大雑把に結論をまとめてしまうと大体が上りタイムだけで勝ちタイムを判断して当たる試しはない。
第一いままでそんなに速い上りを持っていなかった馬がそのレースに限ってということもよくあるからだ。

上り3ハロンのタイムはあくまでも参考程度に。
馬場、展開、その他の要因(騎手心理なんてのもある)でタイムなんてどうにでもなるものなのだから。

あ、そうそう。その辺りのぼやきを競馬は上がりがすべて…じゃないんですよねぇにもまとめてみました。
こちらは完ぺきな愚痴…もといぼやきですので、おなじような不満をお持ちの方は読んで一緒にため息ついて下さい、はぁ。