いうまでもなく騎手は競馬において重要でとくに実力のある騎手が乗ると馬が一変することがある。
いわゆる駄馬(この表現はあまりよくないけど)が一流馬になったり、一流馬が名馬になったり、名馬が歴史的名馬になったりそれぞれだ。
とくに外国のジョッキーを乗せた時点でほとんどジョブチェンジしたんじゃないかと思うぐらい様変わりする馬が近年多い。
というわけで今回は外国人騎手BOX買いのお薦め。
ただよく考えるとGⅠで外国人騎手が1,2着だったのって結構少ないような気がする。
連に絡むというのはそれこそ数限りなくあったのだけれども馬連が外国人騎手で決まったというのは、ぱっと思い返してみてもフェアリーキングプローンとディクタットのワンツーで決まった2000年の安田記念ぐらいしか思いつかない。そういえばこの時は馬も馬で海外馬のワンツーだった。
https://www.youtube.com/watch?v=skhueEDusE0
これではちょっとと思いあらためてデータをひっくり返してみたら、やっぱり結構あった。
2004年の秋の天皇賞のペリエ-ルメール(ゼンノロブロイ-ダンスインザムード)もそうだし、2011年の秋の天皇賞もピンナ・ベリー(トーセンジョーダン・ダークシャドウ)だった。
とどめは2010年の有馬記念でデムーロ-スミヨン-ウィリアムズ(ヴィクトワールピサ-ブエナビスタ-トゥザグローリー)のワンツースリー。
その他にもGⅡやGⅢ、平場まで含めるとでるわでるわでるわ。それにしてもよく勝ちまくっているものである。
で、これらのデータを見た後に意外だったのが外国人騎手率が一番高いレースであるJC(ジャパンカップ)。
ここ10年で外国人騎手のBOX馬券で取れたことがほとんどありません。
日本馬のレベルが急激に上がってきたこともあるだろうし、なによりそんなに欧州の超一流馬が参戦することがほとんどなくなってきたことも一因かもしれません。
それでもやはりJCという組み合わせはある。
たとえば2002年のファルブラヴ-サラファン-シンボリクリスエス(デットーリ-ナカタニ-ペリエ)のビックリ馬券や、2005年のアルカセット-ハーツクライ-ゼンノロブロイ(デットーリ-ルメール-デザーモ)のまあ順当馬券など。
でもまあたぶんこれからもこのレースに関しては外国人騎手の割合ってそれほど増えない予感がする。
https://www.youtube.com/watch?v=XjMNJx0N-y4
https://www.youtube.com/watch?v=ZWMFqGH6snA
ということでとりあえず外国人騎手のbox買いはありということで。
予想がどうしようもなく手詰まりになったときは、えいやっと外国人騎手全買いで勝負してみるのも面白いかもしれません。