読み込み中…

競馬を楽しむ準備はできた?

WIN5から単勝転がし、三連単までお任せ
必勝法を探してみよう!!!

【競馬あるある】サウスポーというか東京(府中)巧者のくせ馬の面々と、中山巧者の懲りない面々

といってもこれはほとんど今はなき昔の話で。
それはトニービンというひとつの偉大な種牡馬にまつわる話になるわけで、なぜかこの種牡馬の産駒には東京“だけ”で走る馬が多かった。凱旋門賞も勝っている(1988年)し、いまはあの馬はいま的な感じになっているとは思いますが…。

https://www.youtube.com/watch?v=ywGO1SThMV8

ダービーとJC、それに共同通信杯を同じ年に勝ったジャングルポケットもそうだし、同年にオークスを制したレディパステルもそうだし、その次の年にNHKマイルCを勝ったテレグノシスもそうだ。
もちろんジャングルポケットだって春の天皇賞の2着はあるし、レディパステルも中山牝馬Sの1着はある。テレグノシスは…マイルチャンピオンSの3着がかろうじてという感じだけど。
でもやはり成績を見てみると圧倒的に東京で走って成績を残している。
それじゃ、新潟はどうなんだというとこれが困ったことにこの3頭、テレグノシスを除いて新潟は走ったことがない。唯一走ったことがあるテレグノシスにしても結果3着と微妙な着順。第一、東京のGⅠレースで勝負できるような馬が新潟で走ること自体がめったにないので当たり前といえば当たり前なのだが。
やはり競馬でサウスポーというと東京巧者がまず一番にくるのもむべなるかな、である。

このサウスポーの系統もトニービンが突然この世を去ってからはそれまでみたいに極端に東京だけを走る馬はでなくなったが、今度はそれとは逆に右回りの中山なら走るという馬が表れてきた。マツリダゴッホとナカヤマナイトがその該当馬。
とくにマツリダゴッホの中山偏愛ぶりはすごくて、なにせオールカマーだけで3連覇、さらに有馬記念を筆頭に日経賞とAJCC(アメリカジョッキークラブカップ)も勝っていて中山の重賞だけ6勝というすさまじさ。

https://www.youtube.com/watch?v=HIwsJt9mua4

ただ後にも先にもこんな馬は出ないだろうと思っていたら、出てきたのはナカヤマナイト。
AJCCは惜しくも2着と取り損ねたけど続くオールカマーは確実に勝利。今の勢いから行けば来年の日経賞も出れば間違いなくとれそうな雰囲気。
それに名前がナカヤマなのも効いていて、これだけで中山重賞2勝分ぐらいありそうなものだ。
後は出来れば暮れの有馬で勝利…とまではいかないまでも2着ぐらいには来てほしいものだけど、そこまで望むのはやや贅沢か。
なによりトニービンみたいなコース偏重種牡馬がいなくなってしまった昨今、競走馬だけでもコース偏愛の馬が出て来てくれることは喜ばしい限りで。
中山しか走れないナカヤマナイトなどという外野のヤジは気にせず、これからもおおいに中山道を邁進してもらいたいものである。

あ、でもこの馬共同通信杯も勝ってるんだった…。