- Q:競馬でよく聞く“回収率”ってなんですか?
- A:平たくいうと“どれだけ儲けが出たか”を%(パーセント)で表したものです。だいたいの場合回収率は100%を切る、すなわち賭けたお金がすくなくなって戻ってくる(回収される)ことがほとんどです…
今週は回収率がよかった、または悪かった。
競馬をやっているとよく聞く言葉ではあるんですが、では実際回収率ってなんなの?って言われたらどう答えるのか。
「回収率とは馬券として賭けたお金がどれくらいの割合で戻ってくるのかを%(パーセント)で表したもの」
というのが一番すっきりとした答えじゃないかと。
回収率ってなんなのさ?
とはいっても実際にこれは数字というか例を出さないとわかりにくいものですよね。
というわけでさっそく問題。
Aさんは東京11R アルゼンチン共和国杯で馬券を1,000円分買いました。
結果、買っていた単勝と馬連が当たって1,500円になりました。
この場合の回収率は何%でしょう?
答え) 1500(戻ってきた金額)÷ 1000(賭けた金額)=1.5
1.5を%表記に直すと、1.5 × 100 =150
A:150%
ということで回収率は150%になります。
で、これは良い方の結果でして普通は賭けたお金はまったく戻ってこないか、マイナスになりますよね。
というわけで(2回目)今度はマイナスの場合の例。
Aさんは京都11R 天皇賞(春)で馬券を1,000円分買いました。
結果、買っていた単勝は当たりましたが他は外れて、戻ってきた金額は300円でした。
この場合の回収率は何%でしょう?
答え) 300(戻ってきた金額)÷ 1000(賭けた金額)=0.3
0.3を%表記に直すと、0.3 × 100 =30
A:30%
ということで(2回目)回収率は30%になります。
この場合は賭けた金額1,000円が300円になっているので、お金は戻ってきているとはいえマイナスですよね。
つまり回収率は100%より下だとマイナス、100%より上だとプラスということになります。
回収率をプラスにする為には
これはもう単純明快、馬券を当てるしかないですよね。
しかも当てるだけでなく10円でもいいのでプラスになるようにする。
よくあることですが何種類か馬券を買っておいて、この買い目が来たらプラス、この買い目が来たらマイナスといういわゆる保険馬券を混ぜている人がいるのですが、それだと大抵マイナスの馬券しかきません。
回収率を意識してやるには、これはもう最初からどの馬券が来てもプラスになるような買い方をするのが一番です。
保険なんてみみっちいことはせず、男だったら(女性もですが)どんと当たるか当たらないか、これに賭けるしかありません。
とはいえなかなかそれが難しいのもまた真実なんですけどね。
回収率のことをもっとよく知るには
自分で馬券を買った記録をつけて回収率を計算するのもいいんですが、この際他人、それもプロの回収率をみて勉強するというのはどうでしょうか?
で紹介している競馬予想TV(BSフジで絶賛放送中)なんかはその題材にピッタリです。
ちなみにこの番組ではプロ予想家の本気の回収率を出しているわけですが…
えー、まあ見ていただくとわかるんですが、回収率100%以上ってほんと難しいです。
プロでさえこの数値ですから、ね。
以上、競馬の回収率についてつらつら書き連ねてみました。