流し馬券は基本的に2つに分かれます。
着順が当たり外れに関わってくる連単流しか、着に入っていればその順位を問わない連複流しか。
まずは着順が問われないのでより簡単な連複流しから。
連複流しができるのは次の5種類の馬券です。
- 枠連
- 馬連
- ワイド
- 3連複軸2頭流し
- 3連複軸1頭流し
枠連
枠連の流しは軸となる枠を1枠選び、最高で残り8枠(軸と同枠含む)に流すことができます。
ただし出走頭数の関係で1頭しか入っていない枠を軸とした場合、その枠は流しの相手として選ぶことができません。
最高でも8点しか点数が行かずなおかつ枠買いするので比較的当たりやすい馬券といえるでしょう。
馬連
馬連の流しは軸となる馬を1頭選び、最高で残り17頭に流すことができます。
枠連と違い馬番は1頭に1つと決められているので同じ番号を流しの相手とすることができません。
強い馬が1頭いる場合はこの買い方が有効ですが、配当的にはよほどの穴馬が来ないと大きく勝てることは少ないです。
ワイド
ワイドの流しは馬連と同様軸となる馬を1頭選び、最高で残り17頭に流すことができます。
馬連との違いは3着までに軸馬と相手馬が入ればいいので当たる確率が馬連より高いということです。
当然、配当的な妙味は馬連より低いですが。
3連複軸2頭流し
3連複軸2頭流しは軸馬を2頭選び、最高で残り16頭に流すことができます。
3着以内に軸馬と相手馬が入れば当たりですが、軸馬を2頭と固定しているので中々当てるのが難しい馬券です。
3連複軸1頭流し
3連複軸1頭流しは軸馬を1頭選び、残りの出走馬から最低2頭、最高17頭の馬を選び流すことができます。
確実に3着以内に来そうな馬を1頭とその他という買い方ですが、意外と点数を押さえて買うことができるので当たりやすい馬券です。
ちなみに3連複軸1頭流しの点数は流し相手の頭数の馬連と同じと覚えておくと計算が早いです。
それでも覚えにくいという人は馬券点数(組合せ)早見表をご参考下さい。
個人的には馬連の流しと3連複軸1頭流しがオススメです。
とくに3連複軸1頭流しは点数もそれほど行かず(相手が7頭でも21点!)なおかつ連複なので当たりやすい馬券だと思います。
馬連に関してはボックス派の人も多いでしょうが、結局軸を思い切って絞れている時の方が馬券は当たりやすいんではないかと個人的には感じています。
ま、結局のところ当たればいいんですけどね、当たれば。
そういう意味では枠連流しなんかは最強だったりもします…配当が問題ですけどね。