中山競馬場。
といえばなんといっても暮れの大一番、有馬記念。
競馬の世界にも野球のオールスターと同じような夢のレースを、という合言葉で始まった有馬記念ですが実は第一回は中山グランプリという名前でした。
でそれがなんで有馬記念になったかというと、この世界に類をみないファン投票のお祭り競馬を作った当時の日本中央競馬会理事長 有馬頼寧氏が第一回の開催後すぐになくなってしまい、その功績を讃える形で以降有馬記念という名称に変わったのでした。
とのっけから長い説明口調で疲れたのでこれ以降はいつも通り。
JRAの競馬を考えるとやはり有馬記念で終わって、金杯で始まるというのが常套ですよね。
その両レースを行うのが中山競馬場(金杯は京都でもやりますけどね)。
つまりJRAの一年は中山競馬場で始まってまた中山競馬場で終わるんですね。
そう思うといつも当たり前のように通っている中山競馬場の正門をくぐる瞬間も感慨深いものがあります。
ちなみにまだ行ったことのない人向けにこんな中山競馬場紹介動画を見つけてきました。
JRA 中山競馬場公認 初めてでも安心!中山競馬場観戦ツアー
さらにさらにこれはかなりレアなコース上を実際に体感できる映像まで。
第5回模擬レースヘルメットカメラ(@中山競馬場)【伴 啓太】
途中、激しい画面揺れがあるので酔いやすい人は注意です。
いやーそれにしてもこの視点で競馬が見れるってのは新しいですよね。
もっと機器が軽量化出来たら全ジョッキーにこれ付けてもらってマルチアングルでGⅠとか放送してもらいたいものです。
あ、でも音声は切っとかないと凄いことになるかも…。なにせ、レース中の馬群の中ってそうとう凄いらしいですから。
それはさておきそろそろ中山競馬場の基本データを。
中山競馬場
- 〒273-0037
- 千葉県船橋市古作1-1-1
- 電話番号
- :047-334-2222
- 開催日の営業時間
- 9:00~17:00
アクセス(電車・バスをご利用の場合)
- JR西船橋駅からバスで約15分、徒歩で約30分
- R船橋法典駅から専用地下道(ナッキーモール・動く歩道設置)で徒歩約10分
- 京成、東中山駅からはバスで約10分、徒歩で約20分
はっきり言ってよほど駅へのアクセスが悪くない限り船橋法典駅からの徒歩がオススメです。
というか自分は正直そのルートしか使った事がありません。
首都圏なので車でという人もそんなに多くないでしょうし、やっぱり競馬場へ向かう雰囲気を肌で感じながら歩いて行くのがいいですよね。
中山競馬場地図
競馬場についたらまず腹ごしらえ。
中山競馬場でオススメの食事どころはこちらです。
中山競馬場のレストランとファーストフード
- キリンズバー アターブルマツヤ(洋食)
- 一押しメニュー:ヒレカツカレー
- スターアイル(洋食)
- 一押しメニュー:とろとろたまごのオムライス
- とんかつ いなば和幸飛騨高山らーめん(和食)
- 一押しメニュー:とんかつとらーめん
- 京樽ガーデン(和食)
- 一押しメニュー:鰻重
- 下辰(和食)
- 一押しメニュー:カレー丼
この他にもナッキーモールのGI 焼きとか観戦スタンド2階の福井軒のトーストセットとか地下1階の翠松楼の自家製シュウマイとかいろいろあるんですが、グルメ番組じゃないのでこの辺で止めときます(笑)。
そして中山競馬場所属の誘導馬。2008年のクラシック戦線で主役の一角を担ったマイネルチャールズ、中日新聞杯連覇のプリサイスマシーンなど全11頭が働いています。
- マイネルチャールズ:2008年京成杯(JpnIII)、弥生賞(JpnII)
- プリサイスマシーン:2003年中日新聞杯(GIII)、2004年中日新聞杯(GIII)
- ウイネツゥー
- シルクレイノルズ
- スプリングシオン
- ダンサーズナカヤマ
- ハッピースリー
- ブラーボウォモト
- マイネルゴーシュ
- マウントフォンテン
- マルブツクロス
最後に中山競馬場のアクセス便利なホテルを。
と言いたいところなんですが、ホテルがない。
いやほんと普通のホテルがないんです。
唯一といっていいのが西船橋駅のカプセルイン船平。
名前から分る通りカプセルホテルです。
いや、カプセルホテルが悪いわけじゃないんですけど、ね。
もうこうなったらいっそ海浜幕張駅まで足を延ばしてニューオータニに泊ってやろうかという勢いです。
その分馬券で勝てばいいわけですしね!