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【競馬あるある】香港の刺客馬券ってか安田記念好走の歴史?

香港の刺客といえばなんといってもオリエンタルエクスプレス。
調教師アラン、騎手ホワイトの鉄壁の香港の刺客仕様。
1998年の安田記念では当時絶対王者だったタイキシャトルに次ぐ2着。
といっても2馬身半突き放されているので、迫ったという感じではまったくなかったのだけど。

https://www.youtube.com/watch?v=tqH-YWMSL3I

でも、この後しばらくの間この香港-アランラインは定期的に日本にやってきては暴れまくることになる。
インディジェナスに再びホワイトを騎乗させてスペシャルウィークの2着にきたJCもそうだったし、フェアリーキングプローンにフラッドを乗せてやってきた2000年の安田記念もそうだった。
2006年のブリッシュラックも2008年のウォッカの2着のアルマダも香港馬。残念ながら調教師はアランではなく乗り役もホワイトではないけれど。

https://www.youtube.com/watch?v=snA2O9i3W84

それにしても安田記念の香港馬率はかなり高い。
香港からの刺客と書いたけどほとんど安田記念への刺客ではないかというぐらいの割合だ。
もちろんレースの施行時期とか距離とかの関係もあるのだろうけど。
最近ではどちらかというとこちらから香港へ乗り込んでいくパターンの方が増えている。
香港ヴァーズを引退レースで制したステイゴールドなんかその好例だ。

ただなんとなくやはり安田で好走する香港馬がいないことは寂しい。
近年も出てはいるのだけれどもこれぞという成績を残せる馬がいない。
ま、それだけ日本馬のレベルが上がっている証拠かもしれないけど。
来年(2013年)あたりそろそろ香港からの刺客が暴れる時期にならないかな。

<追記>

と書いてからはや3年。
あれからいく度も香港から新たな刺客がやってきて日本の若馬と死闘を繰り広げ…ていないんです。
というか最近ではJC(ジャパンカップ)でも香港馬を含む外国場の確保に苦労するようになっちゃって。
黄金の国ジパングを目ざす海外競馬関係者がめっきりすくなくなったんでしょうかねぇ。
寂しい限りです。