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馬場適性理論をあらためて考えてみる

馬場適性理論とは

ごく簡単に言ってしまうと競走馬の馬場に対する適性を判断してそこからレースの勝ち馬を予想しようという理論です。
ただここでいう“馬場適性”は大きく分けて2つの意味に分かれます。

ひとつはいわゆる天候による馬場状態。
例えば雨が降り続いて芝・ダートともに多分に水を含んだコンディションを競馬では重馬場といいますが、この脚抜きにパワーのいる馬場状態に対して適性があるのか、ということが問われるようなことです。

もうひとつは競馬場のコース形態や芝の種類、ダートの砂の深さなど各競馬場の馬場特性。
分かりやすいのが中山競馬場の直線最後の急坂だったり、札幌競馬場の力のいる洋芝など天候などとは関係なくもともとのコース設定などが影響する場合です。

天候かそれともコース適性か

天候による馬場コンディションを予想する上で優先するのかそれともコース適性を重視するのか、はたまた両方を掛け合わせて予想するのか。
馬場適性理論を語る上でこの3者の取捨選択というより配分は非常に重要なものになってきます。

個人的には天候3のコース7ぐらいがいちばんマッチするような気がします。
俗にいう馬7騎手3の力配分に従ったわけではないのですが、やはり天候による馬場の状態よりも元からのコース形態がレースを左右することが多いように思えます。
それは天候といってもだいたいのレースが晴れかせいぜい曇りの状態で行われており、なかなか重馬場発表になるまで悪化した状態でレースが行われないことも大きな要因です。

試しに50戦以上しているような歴戦の古馬のレース成績を見てもらってもいいのですが、良馬場以外のレースというのは全体の2割もありません。特に不良馬場になるとむしろ走っている方が珍しいぐらいです。

馬場適性理論イメージ1

重馬場の鬼とは

そうはいってもここぞというときに重馬場・不良馬場でレースが展開されることがあります。
ぱっと思いつくのがタップダンスシチーが逃げ切ったジャパンカップですが、この時はもう不良を通り越して田んぼの中を走っているようなひどい馬場コンディションでした。

こういう馬場で並みならぬ力を発揮できる競走馬を特に「重馬場の鬼」と呼ぶ傾向があります。

この点に関しては重馬場の鬼買いを参考にしてみて下さい。

中山巧者と東京得意の馬

天候と違って確実に出てくるのが競馬場のコース形態による違いです。
ここでも分かりやすい例を上げるとやはり中山巧者と東京得意の競走馬が上げられると思います。
前者の代表格がマツリダゴッホ、まさに中山重賞キラーですね。
東京が得意というのはそれなりに末脚が切れる馬だったらいるのですが、個人的に印象が残っているのがダービー馬ジャングルポケットですね。

このように競馬場毎の得意不得意は記憶に残るくらい如実にでるので予想にも反映しやすいですね。

馬場適性理論イメージ1

馬場適性理論のまとめ

馬場適性の2側面を簡単に説明していきましたが、実際は競走馬の脚質やその時の陣営の作戦などもあるのでなかなか一筋縄ではいきません。
ただ馬場適性というのは極端に出る馬は出るので、レースの格など気にせずにその競馬場が得意な馬だったら取りあえず買い、馬場状態がその競走馬の好みであればさらにプラスという考え方でいいかと思います。