競馬でよく話題になる脚質ってつまるところなんなんでしょう?

脚質、それは競馬ファンにおける永遠の謎。
あの名馬はほんとうに追い込みという脚質でレースを戦ってよかったのか?
あのイマイチ馬はほんとうに差しのみでレースを戦うべきだったのか?
あのトンデモ馬は大逃げ一辺倒だったけど、アレってもっとどうかこうかしたら先行か差しへの脚質転換で重賞ひとつぐらい勝てたんじゃないかなぁ、とか。

えー、なんか特定の競走馬を思い出す向きもあるかと思いますが、ここで挙げているのはあくまでも一般論なのでご容赦を。

要はこの競馬、競走馬における脚質ってこればベストだったよね!と言い難い謎を秘めたミステリアスな部分なわけで。

まずは競馬における脚質をおさらいしてみよう

そうはいっても脚質ってのはたったの4種類しかなくて、わかりやすいといえばわかりやすいものなんですよね。

逃げ
もっとも分かりやすい脚質がこれ。とにかく逃げまくる。何かに追われるように先頭を取ってから取った後も逃げまくる。
とことん逃げまくって場内にどよめきと笑いをもたらすある意味幸せの運び手のような脚質です。でも勝利をもたらすことは少ないですけどね。
先行
とりあえずレーススタート直後に前から3・4番手ぐらい、逃げ馬のちょっと後ろから大分後ろ辺り、グループの頭の付近で全体を引っ張るような感じでレースを進めていくのが先行タイプ。コーナーをいくつか回って最終的にゴールまで直線を残すだけとなった時にやおら逃げ馬を捕まえに掛かって、引きずりおろした後は今度は自分がゴールまで逃げ続ける。なんだかんだいって面白みのない戦法なんですけど、これがまたわりと勝率がいいんですよね。とくにイマイチ馬にとっては。
差し
まあ王道というか、この闘い方しますよね普通はといった感じの戦法。戦法とかいうとアレですけど、一般的な競走馬の脚質ですよね。スタートした後は馬群の中段からやや後方に位置して直線を向いたところで先行馬を目標にヨーイドンで走りだす。まあ普通に実力のある馬はこの脚質がほとんどかなぁといった感じもします。それくらいオーソドックス。
追い込み
これはまあ極端の王様というか逃げの反面教師というか。スタート直後はついていくのもやっとぐらいの感じで馬群の一番後ろに位置してアップアップ。ところがレースが最終局面ゴール番まで後数百メートルの地点にくるとやおらエンジンに火が付いて、逃げ・先行・差し馬をゴボウ抜き、っとまでいければいいんですが火が付くのが遅すぎて中途半端な所まで抜いて終わったりすることがままあります。消化不良か一気通貫か。ほんと両極端な脚質です。

書いてみたけどやっぱり難しくはないですよね、脚質って。
ただその馬にどの脚質があっているのかという問題は難しい。

競馬ぼやきイメージ015

この馬の脚質は逃げ・先行・それとも差し・追い込み?

走りだしたら止まらない。ナチュラルボーンキーラーな大逃げ馬はさておき、大抵の馬は先行か差しの脚質でレースに挑みますよね。
ま、よっぽどの脚がある馬なんかは最初から余裕をもって追い込み戦法でいくこともありますけどそれはよっぽどのこと。
問題はこの先行と差しのどちらの脚質を選ぶのか?
似てますよね先行と差しって。
どちらも積極的にレースを作ることなく流れに乗って美味しいとこだけカッコよくもっていこうとするタイプですし。

でもどちらの脚質がその馬にあっているのかって試すのも難しいんですよね。
なにしろレースって他の馬の思惑も絡んでくるので。
先行で行きたいなぁと思っていても、出遅れたり他の馬が前に殺到して結果的に差しの位置で落ち着いてしまったりとかよくありますし。

脚質にこだわってレースをしようとスタート直後に無理してしまったことが原因で勝てないということもままありますしね。

脚質を極端に信用することは止めた方がいいのかなぁ

最後はぼやきに戻ってしまいましたが、やっぱり脚質にこだわるのはいかがなものかと。
結局、勝てるパターンの時に勝てると考えると脚質がどれでもあんまり関係ないのかなぁと。
もちろん調教師や騎手など関係者のみなさんはそんなこと言ってられないんでしょうけどね。
脚質で予想して当てたこともあんまりないですしね、はい。