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競馬を楽しむ準備はできた?

WIN5から単勝転がし、三連単までお任せ
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千円でなんとか負けない為の馬券講座

基本的には千円で馬券を当てるのは至難の業だと思っている。
あなたがもし馬券を千円分勝っても良い権利を与えられて、しかも10円でもいいから儲けをだす賭け方をしようと思ったらどうするでしょうか?

一番シンプルで分りやすいのが、本命の単勝を千円分買うこと。
これが競馬の基本といえば基本。
そういえば自分も秋の天皇賞(2000年)でテイエムオペラオーに2倍付いていたときに単勝1万円で勝負した。
この年のオペラオーは京都記念、阪神大賞典、天皇賞春、宝塚記念、京都大章典とGレースを5連勝していたけど、それでも単勝が2倍以上付いていた。
それは一つには20数年に渡って単勝一番人気が負け続けた(サイレンススズカの悲劇の後でもあったし)レースのジンクスというのもあったし、この時点ではまだ春秋の天皇賞を連覇するような馬がいなかったし(この例を皮切りに後に結構出たのが皮肉)、なによりテイエムオペラオーという馬がまだ全然信用されていなかったことが大きかった。
ともあれ最終的には楽に勝って、単勝も2.4倍を付けていたのだがこういうのが競馬の基本というべきなのじゃないかと、その時当たり馬券を握りしめて感じたことを覚えている。

一点勝負がちょっと怖いという人なら、単勝500円、複勝500円という保険タイプの買い方もある。
だいたい単勝を買いたいという馬は悪くても3着以内には突っ込んでくるし、それが1着だったらちょっと儲けが増えるという初心者ならぬ小心者向きの馬券。
複勝だってだいたい2倍くらいはつくことが多いので、悪くても元金は保証されるという安心感のある馬券だから、賭けることを損すること無く楽しみたいという人にはオススメ。ただこんな買い方していても外す時は外すし、当たった時はやっぱり単勝1本にしとけばよかった、しとけば儲けが倍に、というのが大体の落ちだからあまり個人的には好きではないけど。

普通に賭けとして勝負したいなら馬連BOXというのが一番いい手だろう。
5頭BOXで10点、1点100円で千円。
フルゲートの競走なら全出走馬の1/3程度が抑えられるし、小頭数のレースなら半分近くが抑えられるということもある。
ま、ただ当たるかどうかは別だけれども。
よくあるのが買い目の1着3着。そして2着に来るのは不思議なことに最後の検討で切ってしまった6番目の買い目候補馬だったりする。
切った馬が来るというのは本当によくある、そして心によくないジンクスである。




ちょっと変わったところで三連複のBOXという攻め方もある。
そしてこれがまた数字のマジックというかなんというか馬連と同じ5頭BOXでちょうど10点になる。
なので馬連BOX狙いで5頭ピックアップしたときに誰もが一度は考える。
これ三連複にしたらもっと儲かるんじゃない?
でもこれも馬連のときと同じで、なぜかそういうときに限って1頭別の馬、そう検討の最後の時点で切った6番目の馬が3着に飛び込んできてパアということが多い。
競馬の神様はなんと意地悪なことか。

三連複が出たからということではないけど三連単のフォーメーションで攻めてみるという手もある。
こういう場合はフォーメーションで、アタマ1頭、2着2頭、3着5頭というのが王道。
もっとも絶対的なアタマになるような有力馬がいてなおかつ対抗になりそうな馬が2頭に絞れる場合のみだけど。
ほとんどのレースで頭を1点に絞れない者から見ればこの買い方を出来る時点でもう、当たったのも当然なんだけど。

いろいろと書いてきたけど結局は好きなタイプで勝負するのがいい。
そして一旦その買い方を決めたらすくなくとも1シーズンはその買い方で言って、勝てる傾向、自分の賭け方を認知してみるといい。
結局、競馬といえども自分の欲との戦いというところはすくなからずある。
阿佐田哲也氏いわくの「博打打としてのフォームを崩さないこと」、これに尽きます。

ただたまには変わった買い方をするのも面白いもので、私は一度一レース千円で単勝・複勝・馬連・三連複を買って全部当てたことがあります。
ま、ただ後にも先にもその1回だけですけどね。
ようはいかに千円で納得できる賭け方ができるのか。
それを真剣に考えて自分の答えに納得で来たら、それでいいのではないでしょうか?